釣れないほうが多いような釣りの話と 小さな家庭菜園のことを中心に 色々なことを紹介していきます
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午前10時の見廻りで強風に負け瀬替わりを決め向った先は、ビシャゴ鼻でした。

風は気にならない程度でしたが、今度は右と左からのさらしがひどく釣りにならない状況でした。



右の角に当たったうねりが砕けてさらしとなって押し寄せてきます。



左からも角で砕けた波がさらしとなって、真ん中で右からのさらしとぶつかって沖へと出て行きます。

12時をまわった頃から少しずつ落ち着いてきて、真ん中が静かになりだしました。



波が落ち着いた時に仕掛けを入れさらしの淵の潜る潮に送り込んでいくと、バチバチと指を弾いてクロのアタリです。

最初の一匹は油断していたら右に走られて瀬に張り付かれ、5分くらい待ちましたが出てこないので糸を切るとウキも一緒に流してしまいました。


2匹目は35cmの尾長でタモが届かず波に乗せて上の段までずり上げて、そこから斜面を引きずり上げようとしたらハリスが切れて危うく逃げられる所でしたが、慌ててタモで押さえて波が来た時にうまくタモの中に納まってくれました。

3匹目は44cmを少し強引に浮かせて取り込み、4匹めが45cmでしたがかなりメタボなクロで良く走り回り右の角へ行くので慌てて追いかけ、角の向こう側に回りこまれましたが何とか浮かせることが出来ました。

しかしこれからが大変でした。

タモの所までは8メートルほどあります。

どうしようか迷いましたがクロに元の所まで戻ってもらうことにしました。

格闘の末、何とか角を回りこませて元の所まで戻ってきました。

ですが、これでは終りません、一段と潮が下がりタモが届きません。

大きな波が来た時に目いっぱい手もタモも伸ばして何回かのトライで何とか手にすることが出来ました。

この一匹だけでぐったりです。

結局3匹の釣果で終りました。




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